のまんじゅう風まんじゅう

みなさんは、お祝い事の時どんなものを食べていますか?
昔からよくあるのはお赤飯に、紅白まんじゅう、最近ではケーキなどが多いんですかね(‘ω’)ノ

地域によって色々なお祝い事に出るものって違いますが、沖縄では「ぎぼまんじゅう」さんってお店の「のまんじゅう」が有名です。
「のまんじゅう」って何?って方がほとんどだと思いますが、

“の”の字が書かれたおまんじゅう・・・・・で、「のまんじゅう」・・・・・
見たまんまかいっ( ゚Д゚)ノってツッコミたくなりますねー

“の”の字の意味は“のし(熨斗)”の“の”、のし紙を使わないで、直接おまんじゅうに書いちゃうところが
おおらかで沖縄っぽいですね~♪
新年のお祝いや結婚式、新築、進学、出産祝いなど、いろんなお祝いごとに出てくるんですよ~
ちなみに、何も書いてないまんじゅうもあります。法事用に使われるので、“のまんじゅう”は冠婚葬祭オールラウンダー(笑)

「じゃあ、“のまんじゅう”って普通のまんじゅうに“の”の字を書いただけのもの?」って思うじゃないですか、
それが違うんですよ~!!!
“のまんじゅう”はよく似ている中華まんじゅうとは、使われている材料が違う!!
小麦粉の生地は生イーストを使って発酵させ、調味料は塩と砂糖だけ、油を使わず、シンプルなおまんじゅうなんです。

甘いものが大好きだけど、やっぱりカロリーは気になるお年頃なわたし(笑)
油を使ってないという事だけで、甘いものを食べる罪悪感が軽くなります~☆

お店では“サンニンの葉”でおまんじゅうを包んで渡してくれます。これには、虫よけとか殺菌の効果があって沖縄では昔からごはんやお餅を包むのによく使われているんです。
“のまんじゅう”を買って帰って、家で食べる時このサンニンの香りがGood!!
いい仕事してますよ~♪
あんこは甘さ控えめで、2個目にも手が出てしまう・・・・・(カロリー気にしてたくせに・・・)

そんな“のまんじゅう”風まんじゅうの作り方をご紹介しましょう。
あ、“のまんじゅう”は「ぎぼまんじゅう」さんのところで商標登録されていますのであくまで、“風”です(笑)
お家で簡単に作れるようにアレンジしておますので、あしからず(-ω-)/

***レッツクッキング***
  約10個分
薄力粉   250g
あんこ   250g
牛乳(常温)120ml~150ml
生イースト 10g
(ドライイーストを使う場合は4g)
砂糖    20g
塩      2g
食紅     適量
筆    1本 使いやすくきれいなもの(笑)
“サンニンの葉”で包んで蒸せば、本格的ですがなかなか手に入らないので使いませんでした。

1:常温の牛乳(絶対常温!注意!!)に生イーストを溶かして、砂糖、塩を混ぜる。
2:1をこねる。
3:こねあった生地をパンケースから取り出して10等分する。
4:あんこは10等分して、丸めておく。
5:3の生地をガス抜きしながらを丸く広げて、あんこを包みます。←生地がベタベタで包みづらいなら、小麦粉を足してください
6:強火で約8分間蒸します。
  →蒸し器がない方は、フライパンで☆水滴が落ちないよう、フタにふきんをかけて下さい。
7:食紅をお湯(適量・分量外)で溶かし、蒸しあがった6に文字を書く。

もちろん、“の”の字じゃなくて、好きな文字を書いてOK♪

出来立てアツアツがやっぱりおいしい!!