ムーチー

ムーチーとは・・・
沖縄県で食べられるお菓子の一つで、「餅」「鬼餅」の方言で呼ばれています。餅粉に水を加えて練り、平たく長方形にしてサンニン(月桃)の葉に包んで蒸したもの。サンニンとはショウガ科の植物なので、その独特な香りとほのかな甘みがうまく溶け合い、どこか素朴で懐かしさのある味わいです。
昔から沖縄では、ムーチーは縁起の良い食べ物として言い伝えられています。毎年、旧暦の12月8日(ムーチーの日)にムーチーをかまどや仏壇、神棚などに供え、家族の健康を祈り、厄払いをします。子供の年の数だけ天井からムーチーを吊るす「サギムーチー」や、初めての赤ちゃんとムーチーの日を迎える家が、親戚や近所にムーチーを配って歩く「初ムーチー」などの慣わしもあります。ムーチーがお店や家庭に姿を見せる時期になると、沖縄もようやく寒さが厳しくなり始め、冬の到来を告げる風物詩でもあるんですね。そんな、もちもち食感が人気のムーチーを家で早速作ってみましょう。

✩材料(※分量は適量です)
餅粉・・・1キログラム
砂糖・・・300〜500グラム
サンニン(月桃の葉)・・・40〜50枚
水・・・500〜600cc

✩作り方
1.ボールに餅粉、砂糖を入れ、少しづつ水を足していきます。耳たぶくらいの柔らかさになるまでよくこねましょう。
2.ラップをして、30分〜1時間ほど冷蔵庫で寝かします。
3.よくこねた後、適当な大きさにして細長く形を作ります。
4.月桃の葉の真ん中に置いて、両端を折り曲げてたたみ、左右も折り曲げて紐でくるみます。
5.蒸し器に並べいれて約30分ほど蒸せば出来上がり♪

ポイントとして、砂糖を入れる代わりに黒糖を入れるとより、沖縄を感じながら美味しくいただけますよ!“もっちもち”って、聞いただけでも美味しい感じしませんか??わたしはこのフレーズに弱いです!
ちなみにこの餅を包む月桃は、亜熱帯に自生する生命力旺盛なショウガ科の多年草で、赤い「実」は建胃整腸や咳止めなどに優れた効果があるので漢方薬として使用されたり、また独特な香りを持つ「葉」には、防虫・防菌・防カビの効果もあり、お餅などを保存するために使用されたり、防虫剤や芳香剤としてタンスなどに入れたりして使われていたようです。更に、強い繊維質を持つ「茎」は、昔はさとうきびを束ねたりするのに使われていましたが、最近では和紙の原料になり、ハガキ・便箋・名刺・壁紙などの製品となって店に並んでします。まさに一石何鳥?と思われるくらい万能な植物ですね。
寒くなってきたら家族みんなでムーチーを食べて、元気に過ごしましょう!


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