ウムニー

ウムニーとは・・・
「ウム」は「芋」、「ニー」は「煮」という意味があり、「ウムニー」で「煮芋」のことなんです。芋といっても沖縄の芋は中身の赤い紅芋のことをいいます。紅芋を砂糖ともち粉、または片栗粉で煮てこしたきんとんのようなものなんです。
こし餡のような食感で、まだケーキやスナック菓子などがなかった頃のおやつのような存在でした。子どものおやつとしてだけでなく、ウムニーにシークヮーサーをかけると紫色から鮮やかな赤紫色に変わり、シークヮーサーの酸味で味もひきしまり大人向けのおやつにもなります。シークヮーサーをかけたウムニーは泡盛との相性もいいのでおつまみとしても食されています。
さらに、このウムニーを揚げて天ぷらにしたものもあります。さつまいもの天ぷらのようなものですが、甘いのでおかずというよりはやはりおやつですね。

お芋を砂糖ともち粉で煮るだけなので材料は少ないし作り方も簡単なんですよ。難しい工程もないけれど、ざっくりと紹介しておきますね。

☆材料(※分量は適量です)
紅芋・・・約1キログラム
砂糖・・・1カップ
もち粉(片栗粉)・・・1/2カップ
塩・・・ひとつまみ

☆作り方
1.紅芋の皮をむいてきれいに洗い、適当な大きさに切ります。
2.鍋に紅芋と紅芋が浸るくらいの水を入れ中火で茹で、沸いたら弱火にします。
3.ときどきかき混ぜながら煮くずしますが、この時はまだ水分を含んだサラサラの状態にしておきます。かたいようなら、水をたしておきましょう。
4.次にもち粉を水でとき、かき混ぜながら少しずつ鍋に加えていきます。きんとんくらいのやわらかさになるようにしましょう。
5.さらに砂糖をかき混ぜながら加え、好みの甘さになれば火を止めて完成♪

こういった感じにホントに簡単に作れます。甘さもやわらかさも好みでいいので、あまり分量にこだわらず作ってください。そのままお皿に盛りつけて食べてもいいし、羊かんみたいな形にしたり、ハート型にしてみてもかわいいと思います。
ちなみに「紅芋」と「ムラサキイモ」は、呼び方が違うだけで同じ芋のように思いますが厳密には違うもののようです。ダイショというヤムイモの一種の芋類のことを「紅芋」といい中身が紫色をしています。「ムラサキイモ」はさつまいもの紫色の品種のことをいいます。よく混同されていますが似て非なるものということですね。
どちらも生の状態で沖縄県外へ持ち出すことは禁止されていますので注意してください。